Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

メイジの基本戦術概論2

続いてもう少しだけ書いてみる。

基本4 正面から撃ち合うケース

前回、基本的に見られない方が有利だと述べた。しかし、例外もある。
モンスターのタイプとしては少数派に入るのだが、強力な召喚魔法を持つにも関わらず弱い遠距離攻撃呪文しか持たないタイプを相手にするとき。
この場合、見られていない状態で攻撃することが不利に働く。普通は行動を制限することが有利に働くのに、こういう場合は逆に不利になるというわけ。
こういうときは至ってシンプルに、正面から撃ち合う方が有利なこともある。

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もっと言うと、LOS位置を確保しても下手に攻撃しない方が有利なケースもあるということ。ボール魔法のかすり当て等も同様。
微小ダメージと引き換えに凶悪モンスターの大群をプレゼントされて困った経験のある人も多いんじゃないかな。
相手に攻撃するということは反撃召喚のトリガーを与えるということでもあるので、よくよく考えて行動されたし。

基本5 魔法道具の使用

基本事項として、意外に重要なのがこれ。自分の攻撃魔法のみに頼って魔法道具の使用をためらわないこと。
中盤のスターライトの杖は言うに及ばず、ボール系のロッドに魔法棒、衝撃分解ロケットなどなど。
せっかく魔法道具の使用能力が高いのに使わないのは勿体ないってこと。もちろん、持ち物スロットを圧迫するので持ち歩く量は人それぞれだけど。
変愚の魔法領域は多いけれど、当然ながらそれぞれが長所と短所を持つようデザインされている。
弱点を埋めるための特効薬として、魔法道具の使用は是非検討してみてほしい。

応用1 状態異常で行動を制限しよう

さて、基本的な心得については語りまくったので、あとはちょっとした応用編。
まず、状態異常を引き起こす攻撃を用いるのは常套手段。
モンスターを混乱させればランダムな方向に歩くことしかできなくなる。カオス属性や混乱属性の遠距離攻撃は、耐性を持たないモンスターを封殺できる。
モンスターを朦朧とさせれば、たまに棒立ちになってターンを浪費してくれる他、呪文の成功率が目に見えて悪くなる。
朦朧とせず、かつ轟音耐性のない敵に対しての轟音攻撃は非常に強力である。ただし、過信すると痛い目をみることもあるので注意。

応用2 相手を動かして距離を取ろう

隣接されないことが重要なのは前回述べた通り。
距離の取りかたとして、自分が動く以外に敵を動かしても当然構わないわけです。
たとえば、仙術カオストランプにあるテレポートアウェイ。
魔法道具に比べて短距離しか飛ばせないので危険回避としては力不足ですが、こういう用途にはぴったり。
LOS地形を作ったあと、使いまわす手段の一つとして有効です。


重力属性の攻撃でもモンスターが跳ねるので同様の使い方ができます。
うまく使うと凶悪な戦果を上げるので、青魔やカオス4冊目持ちの人は試しに使ってみるといいかも。
こちらは距離が比較的短い代わりに効く相手が増えます。
Vaultから敵を追い払う用途にはこちらが効果的なケースも。

応用3 *破壊*の使い方

 *破壊*について。戦いたくないモンスターを消滅させる他に、ランダムに一定量の壁を出現させる効果があります。これが重要。
アリーナフロアとかでは特に、視界を遮ることが重要になってきます。遠慮なくバンバン撃ちましょう。
そして、破壊後の地形での戦い方に慣れるのもまた重要。後半は必須技能と化します。
曲がり角の宝庫なので、慣れれば存分に相手を翻弄できることと思います。


その他、語り出すと切りがないので一旦この辺で切ります。続く、のか?