Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

メイジの基本戦術概論3

超久しぶり。続いちゃった。
基本っぽいネタを幾つか思いついたんで今回はそれで。

基本6 残り資源の把握

超基本事項、何を馬鹿なと侮るなかれ。
HP、MP、残りの魔力食い用ロッド本数に攻撃用魔法道具の回数。そしてプレイヤーのリアル精神力。
常にキープできてる?私はときどき出来てない。


特にMP。不測の事態に備えるためには常に一定量キープしたい。
魔力食い可能ならケチケチせずに最大MPの半分くらい常備しといてもいいくらい。
MPが切れたらメイジは何もできないのだから、保険としては安いものだと思いませんか?

基本7 無駄行動は厳禁

長生きするためには、敵に見られている状態は常に死の危険があるという認識が必要。
スペルマスターで反攻狩りとかやると非常に良く身につく感覚だと思う。
残HPを上回る攻撃を受ける可能性があるなら即座に信頼すべき対処をするべき。
失敗率0の破壊やレベルテレポ、あるいは階段昇降か。場合によってはテレポで済むケースもあるかも。


敵を視界に入れるリスクを考慮すれば、ターンを浪費するリスクも理解できるはず。
強敵相手に見られている状態では攻撃行動以外取らないくらいの心構えで臨むべき。
回復、位置取り、補助魔法の掛けなおし、その全てを可能ならば敵に見られずに行なう方が当然よろしい。
さらに可能ならば、攻撃行動すらも見られずに行なう方が良いケースが多いのは知っての通り。
もちろん雑魚相手に気をつかう必要はないのだけど、ここ一番では気をひきしめたい。

基本8 敵の感知範囲の把握

モンスターには感知範囲が定められていて、@から十分遠いところでは基本的に何もできない。
起きない。召喚しない。増えない。移動しない。……喧嘩してなければね。
これを利用することで可能な行動はそれなりにある。


まず、地形の整備。ターンを食うので予めやっておくにこしたことはない。
必殺の地形を用意してから呼んできて撃破。誰もがやってるかもしれない基本行動。


次、群れるモンスターの釣り。
戦士ならともかく、メイジだとトロルの群れですら適当に穴熊して殴ればok、とはいかない。
MPが途中で切れてしまう。ドラゴンの群れならなおさら無理がある。
しかし、前述のように地形を用意したりしなかったりしつつ、少しずつ呼んでやれば各個撃破可能だ。
幸いにしてメイジの感知魔法の範囲は多くの場合、奴らの感知範囲より若干広い。
古代ドラゴンのひしめくピットも無理せず狩ることができるはず。下手にブレスを貰わなければ物品の節約にもなる。


釣りと同じことだけど、言いかえれば同時に相手したくないモンスターの分断もできる。
両者ともべらぼうに感知範囲が広ければともかく、普通の場合は感知範囲か立ち位置の差で分断できる。
あとは各個撃破するか、破壊して片方を除外すればいい。これも誰もがやっているかもしれないことかな。


最後。当然すぎるけれど、感知範囲の外なら安全に休める。
クローン地獄などで顕著。下半分だけでも、初期位置から感知範囲の円を描いてみると結構おもしろいかも。
上半分を制圧しておくとどれくらい安全地域が確保できるか、知っておくと便利。
逆にゆっくりできない危険域を把握しておかないと痛い目を見ることもあるかも。

基本9 隠密の有用性

隠密が高ければ、上記のこととほぼ同様なメリットを得られるかもしれない。
すなわち、地形を作りやすい、各個撃破しやすい、休みやすい。
隠密があるだけで立ち回りが非常に楽になるのは間違いない。ただし過信は禁物。
どちらかと言えば、隠密がなければ立ち回りがシビアになると思った方がいいかも。
超越くらいあるとかなり動きやすくて良い。できれば英雄的以上ほしい。

ひとこと

また無駄に長くなってしまった。
基本ということで、割と自明なことばっかりになってしまった。上級者には目新しいことはないかも。
誰かの役に立てばいいな、と思いつつ今回は終了です。
ネタがあれば続くかも。