Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

13日の金曜日なので仕方なかったんです

この記事は Roguelike Advent Calendar 2013 の13日目の記事です。
なお、12日目以前は存在しません。仕様です。


というわけで、Roguelikeアドベントカレンダー作ってしまいました。
記事が集まらないと残念なことになるので、私を唆した人達は責任を取って記事を投稿するように。

13日の金曜日とは

なんとなく不吉な日とされています。イエス・キリストが磔にされたのが13日の金曜日である説など俗説は色々あるようですがが、根拠は割といいかげんなようです。
まあ、由来はどうでもいいのです。NetHackプレイヤーにとって重要なのは、13日の金曜日にゲームを開始すると運の基本値が-1されるということです。

用心しろ!!13日の金曜日にはよくないことがある.

寡聞にしてその他のRoguelikeでこの手の要素が実装されているものは知らないのですが、NetHackという超大御所が特別視しているのが重要なのです。
わたしもNetHackを嗜む程度*1にプレイしていることもあり、この「特別な日」に釣られてしまったというわけです。やれやれ。

NetHackの運の影響

せっかく13日の金曜日なので、NetHackネタを展開させていただきます。肝心の「運」とは何するものぞ、という話ですね。
フルスポイラーはこの辺を見てもらうとして、ざっと注目するべき点を確認します。

近接攻撃/遠距離攻撃の命中率

攻撃が当たりにくい。地味に死活問題です。死ねます。

隠し扉や隠し通路の発見

地味にターンを浪費する。下記#pray禁止とのコンボにより、食料事情次第で笑えない結果を招きます。

#prayの成功率

#prayは序盤の切り札と言って良いほどの劇的な効果があります。
獣化病、石化、病気からの回復、瀕死からのHP全快、飢餓から腹を満たす、装備の呪いを解く、などなど。
まさに困ったときの神頼みでして、初心者へのアドバイス第一位は「死ぬ前に祈れ」としたいくらい。
運がマイナスだとこの強力無比な#prayが成功しません。神は死んだ。なんてこった。



以上、3つが序盤では致命的です。
中盤以降はどうせ幸せの石を祝福して運MAX(=10+3)まで持っていくのだから-1は誤差になりますが、そもそもNetHackは序盤で死体の山を築くゲームバランスですよね。
運-1は非常に厳しく、13日の金曜日NetHackをすれば普段より景気良く死ねます。
……NetHackerには死にたがりが多い気もするし、問題ないかもしれません。

それでも13日の金曜日に生き残りたいあなたに

ずばりオススメの職業があります。最強の職業であるところの観光客です。
まず第一に、攻撃が当たりにくい問題がありますが、戦闘するのは主にペットなので問題ありませんね。
次、隠し扉については魔法の地図で対処可能です。レベル10から探査能力すなわち自動探査が入るのでさらに安泰となります。
そして最大の問題である食糧難に対して、初期アイテムとして大量に与えられる食料が有効に働きます。
そう、観光客は13日の金曜日対策が完璧な最強の職業なのです。これは観光客でダンジョンに潜るしかありませんね。


※真に受けて時間を浪費することに対して、当記事は一切責任を取りませんので予めご了承ください。

まとめ

13日の金曜日NetHackすると死ぬのでおとなしくしましょう。おとなしく死にましょう。

次回予告

dplusplus氏によるNetHackネタが炸裂する模様。

*1:観光客で昇天できる程度