TransifexでRoguelike和訳プロジェクトに参加してみよう
この記事はRoguelike Advent Calendar 2016の1日目です。
このアドベントカレンダー企画、記事はなんでもアリのゆるふわな感じでやろうと思いますので、皆様のご参加お待ちしております。
今回のお題
初回いきなりですが、RoguelikeにこじつけてTransifexというWebサービスの紹介をします。
DCSS日本語化プロジェクトをやってるのでその宣伝も兼ねて。
Roguelikeとはそこそこ関係ない内容になりますが、ご了承くださいませ。
Transifexとは
翻訳関連の作業をちょっぴり助けてくれるWebサービスです。
作り込まれたRoguelikeのメッセージ量の膨大さは生半可なものではありません。
調子に乗ってフレーバーテキストやらちょっと凝った説明文が付いていればもうそりゃ凄いことになります。
物量に対抗するには物量が一番……と言いたいところですが、多人数での作業は色々と面倒なことこの上なし。
面倒なところをある程度緩和してくれるサービスは地味に凄く助かります。
作業風景
作業ページはこんな感じです。
左が原文/訳のリスト、中央が作業領域で右に作業履歴等が見れます。
勝手に作業ログが貯まっていくのが実に便利です。
誰かがやった作業へのコメントもできるようですね。
用語集
このTransifexはプロジェクト毎に専用の辞書を登録できて、表記揺れへの対策になります。
現在DCSS和訳プロジェクトの用語集は無印Crawlの原文を完備しています。
迷ったら簡単に原文を参照できます。便利。
右カラムの用語集→用語集を見る で開きます。
登録方法&基本操作
他所のプロジェクトですが、よくまとまったページがあったので貼らせていただきます。
http://www.djangoproject.jp/howtojoin-transifex/
http://www.djangoproject.jp/howtotranslate/
Transifex自体の登録を済ませて、参加申請を飛ばして貰えばDCSS日本語化プロジェクトは自動で承認します。
数は力ということで、参加してくださる方を募集していますよ。どうぞよろしく。
ゲーム用ファイルへの自動変換
この手のサービスの例に漏れず、transifexも専用クライアントを提供しているのでちょっと頑張ると自動で作業済のファイルを拾えます。
http://docs.transifex.com/client/
これで回収したファイルを適当に変換して適当に公開することで、最新のゲーム用リソースファイルを供給できるというわけです。
こんな感じ。
https://github.com/dis-/dcss-transifex/tree/master/txt
まとめ
翻訳サービスの一つ、Transifexっていうのがあるよ。
それなりに便利だよ。
DCSSの日本語化やってるよ。
皆も参加してね!
次回予告
明日はshimiteiさんの「ローグライク実験室がおんぶにだっこしている技術」です。どうぞよろしく。