Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

スペマスTA解説 その1 《ログログ道場》

きれもの幽霊スペルマスターによるタイムアタックチャートの解説をしていく。
ここでは開始からLv.35になるところまで。


キャラメイクについて軽く触れておく。
「常に非常に小さいフロアを生成」と「常に普通でない部屋を生成する」のオプションを入れている。理由は入れた方が速いから。
クイックスタートも利用して、その恩恵を受けている。
具体的には能力最大値と最終HPを常識的な範囲内で厳選してある。
セーブデータを弄って理論最大値にするとかはズルすぎると思うのでやっていない。
同様に、本体も無改造の2.2.1rを使用している。
変愚蛮怒本来の機能は限界まで活用する。
具体的にはpicktypeとモンスターやアイテムの色変更。


もしもタイムを競うような場が発生するなら、この辺りのルール化が必要になると思われる。流行らないだろうから気にしなくて良いとは思うが。


前置き終わり。ゲームを開始しよう。
開始したならば証人クエストを受け、クローカーを倒してLv.4になる。用が済んだらクエスト放棄。続いて柳じじいとダークエルフの王。これらは用がないので即放棄。
ここまでを1マクロで行う。
次に食料生成を行い、資金を確保して破邪2冊目を購入する。
完了したらクローン地獄に突入。


クローカーを倒すのはLv.4になるため。
Lv.4になるのは食料生成をするため。
食料生成をするのは破邪2冊目を買うため。
では破邪2冊目を買うのは? これはログログに聖なる光球をぶつけるためである。
ログログにぶつける魔法は聖なる光球が最適で、初期本より効率が良くなる。
お買い物で数秒ロスするが、分単位で加速するのでこの工程が必要となる。


クローン地獄に入ったならば、3歩ほど歩いて水と溶岩の間に位置取る。
少しターンを経過させ、究極DCにドツかれるボーシンを介錯する。
処理を少しでも軽くするため。
そしてログログにマジックミサイルを当て、Lv.20まで育てる。
次に溝の上を移動して左の5体目のログログを誘導する。
ログログ5体を巻き込むように聖なる光球をぶつける。
ログログ達を倒さないよう休憩を入れ、聖なる光球をぶつけ、適度に空腹充足する。
この一連の流れをマクロを利用して高速に行うと、5分前後でLv.35に到達する。
このLv.35という数値にも意味がある。詳細はスリングウェシル道場の項で解説する。


年季の入った変愚蛮怒プレイヤーならご存知かもしれない。
これは懐しき「エルドラク道場」の変形である。
ある時期の修正により全盛期の効率ではないが、一定レベルまでなら十分速い。
検証の結果、修正前のhengband1.6ならばLv.50まで10分前後で到達可能と判明している。
最新版では1時間は必要なはずだ。(PCスペックにもよるが)
これをさらに下方修正する必要があるかだが、死亡リスクがかなり高く、クローン放棄がほぼ必須なので私は必要はないと判断している。
他のメンテナが修正する可能性までは否定できないので悪しからず。


死亡リスクについて。
まず、左下ランダム配置にボルテックス等の広範囲感知の不規則移動がいるとアウト。
壁抜け浮遊もアウト。スペース・モンスターでさえマクロでは対処できない。
体感ではクローン地獄から生還する確率は70%前後。
幸いにして死亡する場合は開始数十秒であることがほとんど。
次の@はきっとうまくやるでしょう。


そもそもクローン地獄に入る前の段階でも事故死は多発する。
低レベルスペルマスターが初期装備で街を走り回るのだから当然のこと。
多少マジックミサイルを放ったところで、怒りのマゴットに倒されるのがオチである。
クローン地獄に到達できる確率は体感20%前後。
幸いにして死亡する場合は開始数秒であることがほとんど。
次の@はきっとうまくやるでしょう。


最初の関門を越えた@を待ち受けているのは、龍窟(常時Vault)へのダイブである。
ミッション、「街で買えるアイテムを駆使して自然4冊目を確保せよ」。
次回へ続く。