Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

変愚メンテナ日誌 - 執拗な呪いについて

この記事はRoguelike Advent Calendar 2021の記事ではありません。
アドベントカレンダーは明日から始まるのでこの機会に皆様のRoguelikeあれこれをぶち撒けていってくださいませ。


割と最近、執拗呪詛なる呪いを変愚蛮怒に追加で実装しました。
しつこい呪いで完全に消すことができません。*解呪*で一旦おとなしくなりますが、しばらく装備していると*解呪*が必要な強さで自動的に呪います。
また、装備した際に自動的に呪います。こちらも解呪では解けない強さ。


ゲーム的には以下の意味合いを持ちます。


1. 高頻度の持ち替えを抑制する
一般に*解呪*はコストが高いので、気軽に装備交換ができなくなります。
常用したくないデメリットを併せ持たせることで一回り嫌らしくなります。


2. 「強力に呪われているとき」効果とコンボする
一部の呪いは強力に呪われているときペナルティが強化されます。
AC低下が-10から-30になる、MR低下が-10から-30になる、バーサーク頻度が10倍になるなど。
以前はこの要素は*解呪*されて終わりで、モンスターからの呪いがクリーンヒットした場合のみ有用でした。
今後はこの要素が現実的にアクティブになります。


3. 魔法による*解呪*の価値を高める
単発の*解呪*はショップで確実に入手できるため魔法による*解呪*はあまり有用ではありませんでした。
執拗な呪いへの解答として機能するため、今後はそれなりに出番が増えることが予想されます。
★聖騎士の首飾りが嬉しい場面も増えるかもしれません。


4.一部職業へのボーナス/ペナルティ
執拗な呪いがついているとプリーストに武器祝福されません。
これにより、祝福が相応しくないフレーバーの呪い武器を比較的容易に演出できます。
呪術ハイメイジにとって非常に有用な効果でもあるため呪術師向け装備としての演出も可能です。


持ち主を魅惑する装備品は古今東西に溢れているので、今後多用されることを想定しています。
既存の装備品にもフレーバーが合致すればどんどん付加していきたいところ。
「○○は執拗に呪われているべき」「ねっとり呪われている★としてこんなのを考えました」などの要望はgithubのdiscussionまでどうぞ。
またはdiscordで開発者に直接言ってみると何かしら反応があるかもしれません。



明日はRoguelike Advent Calendar 2021の1日目、radinms氏の「不思議のダンジョン歴を語る」
https://attogame-tansoubu.hatenablog.com/entry/2021/12/01/002736
です。