Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

Tで昇天してたらしい

生存報告がてらに最近のRoguelikeプレイ状況でも。

NetHackはこれで昇天5回目なのですが、なんというかなかなか味があって良いゲームです。
1回昇天すると大分満足してしばらく放置するんだけど、しばらく時間を置いてまたやると新たな発見があって面白いというか。
数多くの廃人が生まれるのも納得というもの。あ、私は(歴代の猛者と比べると)全然廃人度が足りてないのであしからず。


さて、今回はTに挑んだわけですが、やはり最弱と呼ばれるだけあって序盤辛いです。死ぬ死ぬ。10や20は軽く死ぬ。
プレイヤーレベルの問題もあるけれど、武装の弱さとステータスの低さが問題です。武器は素手、防具はアロハシャツ。Str,Dex,HPが全部低い。
武装を拾い集め、@を鍛え上げるまでいかに生き残るかが最大のポイント。




真に序盤の鍵はペット。犬猫とは思えぬ驚異的攻撃力をもつ彼らを切り札として丁寧に立ち回り、ステータスを少しずつ上げてゆきます。
わざとHPを減らして#prayでMaxHPを増やしたり、岩を動かしてStr鍛えたり、石ころ投げてDex鍛えたり。もちろん経験値も得てレベルも上げる。
困ったら高価なカメラと+2投げ矢とElberethを遠慮なく使って自力でなんとかするか、ペット様にお助け願う。
この初期装備の+2投げ矢はかなり強いので、判断を誤らなければそれなりの強敵でも倒せたりはする。ただし凄い勢いで減っていくのでこればっかりにも頼れない。


そんなこんなで多少マシになったら今度は鉱山。とりあえず武器防具を確保、というわけで防具はミスリル服、武器はまとまった数の短剣を狙いに行く。
基本的にペット様まかせ。固そうなドワーフには+2投げ矢で援護したり、ちょっとは手伝って武装を確保する。
もちろん、この段階で防御は紙なのでうっかりすると死ぬ。うっかりしなくても致死毒くらったりして死ぬ。暗いと危険3割増。
この段階をなんとか生き延びると大分マシになる。短剣をさっさとエキスパートまで上げればそれなりの攻撃力と防御力に見えるはずだ。


今回のプレイでは鉱山の次の階が暗かったので一度メインダンジョンを少し降りている。6Fで玉座の間が出たのでちょっとずつおびき出して倒す。
制圧したところで#sit。wish発動。悩んだけどとりあえず防御の要となりうるblessed +2 gray dragon scale mailを願う。ACが一気に-9まで下がる。
せっかくだからもうちょっと#sitを続けているとまたwish。2つwishできるならSDSMにしとけばよかったと思いつつ、magicbaneを願う。
このリアルラックを大量消費する幸運が一気にゲームの流れをこちらに持ってくる。一気に攻防共に整ったのだから当然と言えば当然だ。


この後はいつも通りの展開に持って行ける。
適当にElberethをゴリゴリ刻みつつ、倉庫番にてBoHを得て、MBの攻撃力にまかせてユニコーンの角も確保。鉱山最下層で幸せの石を確保。
メインを降りていって祭壇を見つけたところでベースキャンプを作り、大量の捧げもので一気にluckを最大まで持って行く。
ついでに、道中確保出来ていた聖水で、要らない薬から作った大量の水を祝福。必要なものを片っ端から祝福する。
そして祝福された識別の巻物を読んで一気に識別。ここまでくればとりあえず一区切りだ。


この後もツモが炸裂する。クエストの1Fで願いの杖をツモ。とりあえずmagic markerを願っておく。
既に十分強化されていたので、Lv.14を待って一気に制圧。念願のPYECを手に入れる。これで充填し放題である。
とりあえずenchant armorを書きまくってACを-20程度まで下げる。また、+7銀の短剣を用意して二刀流にして一応攻撃力を上げておく。
続いて潜って行くと銀色ドラゴンが鎧を落とす。せっかくなのでSDSMを作って反射を得る。
このあたりで、-3攻撃の指輪を拾っていたりする。このときはまだ最終装備になろうとは誰も思っていなかった。


魅了の魔法書を拾う。せっかくなので読んでみると成功率が十分であることが判明。とりあえず野良ドラゴンを魅了して鉱山街に戻る。
店主を数人殺してもらい、金を集めて僧侶に寄付。守りを十分得たらついでに僧侶も殺してもらい、金と魔法書とローブを得る。
最後にろうそくを購入し、Izchak氏に敬礼してこの地を後にした。


ローブのおかげで魔法がかなり使える。予知魔法スキルを上げて地図と宝を探す魔法を使えるようにしたのだがやはり便利だ。
城の確定願いの杖で二本目。とりあえずキープして死の谷へ。この段階で薬を調合してfull healingを量産していて、HPは250程度確保している。
また、この段階でspeed bootsを願っておく。器用さの小手、知性の兜は既に拾っていたので装備はほぼ最終形態。
かなり余裕が見えていたので、genoless,polyless,polyselflessくらいは目指すことにする。


magic missileを唱えてRを倒したり、ミノタウロスを殴り倒したりしながらゲヘナを進む。地図と宝を探す呪文を唱えては、落ちていた穴堀の杖をぶんぶん振り回して進む。
チャージが切れたらPYECを#invoke。実に快適にゲヘナを進む。戦闘能力もまったく問題がなく、途中マスターマインドフレアにうっかり吸われた以外は問題なく進む。
こうなると結構退屈なので、暇をみて#invokeしては攻撃の指輪をチャージして遊んでいた。爆発しても構わないや、くらいの気持ちで。元々-3だし。
すると、うっかり+4から+7に強化されてしまった。+7攻撃の指輪。なんか知らんけどめちゃくちゃ強くないかこれ。
武器は遊び心を出して+2MBと+7クリスナイフの二刀流で進んでいたときの出来事だった。MBと攻撃力の両立が成ってしまった。これ凄く強い。
このあたりで願いの杖をもう一本ツモるがもはや割とどうでもいい。


あとは特に変わった出来事もなく、わりとあっさり最終試練を突破。nothingを6回くらい願い、余ってた完全回復を一気のみしてから昇天。
最終的にHP500とかになった。


そんなわけで、終盤のTが強かったのかツモが酷かったのか良くわからないプレイングだったらしい。
まあ、とりあえず運が良ければT昇天出来る程度の実力があると分かったので結構うれしかったり。
今はSlashEMに手を出している。なかなか味付けが強烈だがこれはこれで楽しい。