Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

Slash'EMで昇天したらしい

続いた。


さて、沈んでしまったあとで考えた。どうすれば沈まないか?
浮遊か飛行があればいいが、浮遊は常時つけっぱなしにできないので事故の可能性がある。
よって飛行をつけたいが、魔除け枠を使うと反射が鎧頼みになる。すると魔法の成功率がさがる。これは嫌だ。
(実は十分強化された知性の兜をしようすれば両立できる。が、Wの正装はとんがり帽子と個人的に決めてるので嫌だ)
どうするか?悩んだ末に、人間をやめるという選択肢を選んだ。




再び序盤に死体を積み重ね、韋駄天の靴ととんがり帽子をツモった幸運なキャラが鉱山を突破する。
しかも魔法のランプを2つも持っている。とりあえず前から使ってみたかったアスクレピオスの杖を願ってみる。
そして#offer祭りを経てマジックベーンとディルダー、さらに守りの小手を授かる。
この時点で大体最終装備が揃ったな、と思っているとsokobanで反射の魔除け。凄まじい速度で完全体に近づく。


うっかり変なものを食べて瞬間移動がついちゃったので、cursed genocide -> Wraithでレベル17に持っていく。
瞬間移動制御がなければWraithを食べればいいじゃない。ただ、vanillaよりちょっぴり効率悪かったり。
結果的にレベルが急激に上がってしまったので、ここぞとばかりクエストをこなす。今回はアスクレピオスで叩かれる暗きもの。
相変わらず弱い。もっとも、魔法使いの相手としては魔法防御がある@であるだけでやっかいなので、強くてもまた困るのだが。
そしてエチオピアの目を得る。MPがアホくさい速度で回復するようになり、魔法を遠慮なく撃ちまくれるように。


サムのブラックマーケットまで到達したが軽量化の鞄がない。ので、ちょっと強引だが中で作ることにした。
欲しいものを一箇所に集めて、袋をレベルアップの薬に浸して……おっと。これでサムが怒っちゃうのか。知らなかった。
防水鞄になってしまったのでレベルアップもう一回。念願の軽量化の鞄を手に入れたので、祝福してモノをつめる。
この間にもサムが迫ってきているので、瞬間移動の杖をzap。アイテムをかかえたところでまたやってきたのでzap。
わらわらと沸いてくるモンスターどももみんな瞬間移動でふっとばして万引き成功。
軽量化の鞄そのものが最大の収穫だったりするが、それ以外にも物資が結構増える。あとは消化不良があれば準備完了だ。


そしてモーロックの寺院でついに消化不良の指輪をゲット。耐性も揃っているし、薬も十分にある。準備はできた。
あとは覚悟を決めるだけ。俺は人間をやめるぞ、と叫んだかとか叫ばなかったとか。
人間の魔法使いは祝福された吸血鬼の血液を一息に飲み干した。


吸血鬼の血液はSlash'EMにて追加されているアイテムの一つ。飲めば吸血鬼に変化し、時間経過では戻らない。
変化するべき対称としては他にもいろいろあるが、時間経過で戻らないという特殊な一点は評価されても良いだろう。
その他のメリットとしては、レベルドレインへの耐性、空気なしで生き延びる能力、そして念願の飛行である。
また、近接攻撃の際にレベルドレイン付きの噛み付きで追い討ちを行う。地味に強い。
逆に欠点としては、食事で耐性を得にくくなる、食事に大幅な制限が加わる、など。どちらもゲーム終盤ではあまり気にならないだろう。


さて、変化したてではHPが低い。貯めておいた完全回復の薬や、フルーツジュース経由で増やした吸血鬼の血液を飲む。
とりあえずHP200程度を確保。ACは-40程度。魔法は死の指を含め各種万全に揃えた状態で先に進む。
せっかくなのでLを虐殺したり、gypsy祭りをしてみたり(3匹ほどで飽きた)、ポリパイルしてみたりと、全力で強化する。
慢心は捨ててありとあらゆる手段を使って死亡率を下げる。前回悔しかったから今回こそは何が何でも昇天すると決めたのだ。


ついに城まで降りてきた。この時点でHPは350ほど。解放の印のテクニックで極太ビームもどきを撃ったりしつつ全滅させる。
このテクニックとかいうのが*bandでいうレイシャルパワーっぽく追加されていて、なかなか強い。詳しくはスポイラーに譲る。
そして死の谷へ。相変わらずアンデッドだらけだがこの防御力だと全然怖くない。むしろVから血液を奪うのに必死になる。
ご丁寧にもCoMR持ちのモーロックの僧侶をきっちりアスクレピオスで殴り倒し(EMでは最初から敵対的)、ゲヘナへの門を下る。


階段を降りてまず目についたのは掠れたElberethの文字。boneフロア。なかなか味な真似をしてくれる。
オーケスを倒して雑魚を相当し、不自然にぽつりとある水溜りを発見する。やはり沈んでいたのかと納得する。
巨大な俺の幽霊とご対面。missileを数発撃っても死なないから聴診器を当ててみればMaxHPが600。生前のHP反映するのか。知らんかった。
もっとも、反映するのはHPだけなので雑魚。さらに数初missileを撃って成仏させる。
そして水溜りをfireballで吹き飛ばし、軽量化の鞄にcancelをかけ、祝福して回収する。物資量が急激に増えた。


ゲヘナ最大のイベントを早々にこなし、勢いに乗って駆け下りる。デモゴルゴンをはじめとする各種大悪魔にElberethとmissileで対抗。
召喚される雑魚にはfinger of deathやアスクレピオスの打撃もプレゼント。さくさく進む。
ヴラドの塔に上り、ちょっとだけ面倒な手続きを踏んで、相変わらず悲しいほど雑魚なヴラドさんを瞬殺。3点セットその2ゲット。


さらに潜り、最下層での振動する床に辿り着く。Elberethを中心と周囲8マスに焼き付けて、金貨を1枚ずつ置いて目印に。
あとはベースキャンプで最後の調合を行い、ステータスを存分に伸ばしてからイェンダーに挑む。とは言っても死の指一発だけどね。
3点セットその3を得て、最下層で儀式。モンスターの群れを書き分けで魔除け強奪。あとは帰り道。


瞬間移動がやたらとミスるのでおとなしく徒歩で。魔除け回収後は不可になったのかもしれない。
逆にゲヘナで引き戻される現象には会わなかった。ともかく、ひたすら歩いて1Fを目指す。
時々イェンダーさんがちょっかい出してくるけどfinger of deathでご退場願う。ああ、このチートっぽさがまさにW。


ついに1F。ここから先は最終試練。忘れ物がないか確認し、最後の上り階段を昇る。
あとはいつも通り。金貨を探す巻物を間違った使い方で使い、順番に精霊界を巡る。
やたらとアスクレピオスが強いことに感動しつつ、特に問題なく最終試練に辿り着く。
で、一個目があたり祭壇で拍子抜け。せっかくなのでペスティレンスをレベルドレインでぼこぼこにして魅了。
薬の一気飲み大会をやって、HPMPともに700を超える状態で昇天した。


と、いうわけで敵討ちに成功したらしい。自発的挑戦を全部意図的に破ったWはまさにチートの一言。
アスクレピオスの強さも堪能できて満足でした。
次はせっかくだから銃をつかってみたいなあ、とか思ってたり。