Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

魔道具使い雑感

とりあえず勝利してみたので雑感。


まず断っておくと変愚の魔道具とは完全に別物。
魔法道具を吸収して云々ではなく、魔法道具の使用および携帯にボーナスがある。


一番の目玉は使用速度へのボーナス。アーチャーの射撃よろしく魔法道具全般の使用速度がレベルに応じて上がる。
Lv.50で使用ターンが0.4になり、通常2歩の間に5回道具を振れることになる。地味かつ非常に強力である。


また、携帯時のボーナスも大きい。元素攻撃で魔法道具が破壊されにくくなり、またモンスターの打撃による魔力吸収も防ぐ。
どちらもかなりパワーが高めに設定されており、運がよほど悪くない限りは回避できると思っても差し支えない。
これにより、大量のワンドやスタッフを持ち歩くことのデメリットが大いに軽減されることになる。


そして忘れてはならないのが自前での魔力充填。油壺または魔力復活の薬と微小HPを消費してパワーLv*5で充填を行う。
最終的にパワー250の充填となり、かなりの信頼性を獲得する。
魔力復活を用いた場合は回復量にボーナスがあるようだ。ワンドやスタッフの場合、一本分のMAXまで回復が保証されるらしい。
ようするにロケットを使い回せといわれているわけだ。



能力を見ても明らかなように、最終的にはかなり強くなる。
毎ターン2-3発のロケットを撃ち、破壊・抹殺・体力回復をほぼ無尽蔵に使える。結構強い。
ただしチート職揃いのXangにおいてはそれほど抜きん出た強さではないことを追記しておく。


また、充填パワーが低くろくな魔法道具がない序盤はかなり辛い。物理的な射撃に頼る場面もあるかもしれない。
かなり長い間ボールワンドやスターライトで凌ぎ、古い城で分解ワンドが入ってからが本番といったところ。
最大打撃回数が地味に4回あるので魔法道具で補助して殴ってもそれなりになんとかなるようなならないような。
HPは低いので最終的には遠距離攻撃を揃えないと困る。結局ロケット2本くらいは頑張って拾うしかなさそう。分解でもそこそこ戦える。


難易度はXangにしては辛口。呪術メイジに引き続き、玄人向けの渋い仕上がりになっていると言えそうだ。