Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

生命領域雑感

防御、回復に優れ、若干の感知もこなす領域。
体力回復のコストの安さ、難度の低さから、HPを安全圏に保ったまま戦える。
弱点はモンスター感知が苦手で、ダメージソースもないこと。

扱える職業

メイジ、プリースト、魔法戦士、修行僧、ハイメイジ、スペルマスター、練気術師。
あと一応赤魔。

弱点

モンスター感知が4冊目までないので、一領域しかない修行僧、練気術師は魔法道具に頼るプレイングとなる。
魔法戦士は秘術で感知できるし、プリーストは第二領域でサポートできるのでより使いやすい。
ダメージソースを別個に用意する必要があるのでハイメイジには不向き。
また、メイジで攻撃領域と生命を選ぶと感知、移動系統が不十分となるのでこれも不向き。

回復のススメ

安いコストでの体力回復が最大の売り。
特にプリーストだとLv.20から使用可能となり、Lv.30に近づく頃には失率も減って乱発できるようになっている。
デュアルクラスでプリーストほど信頼性のない場合でも、危険度の少ない場合に使用することで薬品を温存できる。
ほぼ常時HPを最大に保てるのが強み。魔法戦士ならレイシャルと合わせてMPも急速回復できる。

感知能力

地味だが、トラップ感知と地形感知を序盤から使えるので悪くはない。
4冊目が入れば全感知と啓蒙を手に入れ、トップクラスの感知能力を得る。
3冊目に鑑定、帰還、現実変容まであるので、最終的な利便性はかなりのもの。

防御能力

耐火耐冷を序盤から使えるので物資の損傷を抑える能力はそこそこ。
中盤は結界の紋章で打撃をほぼシャットアウトできる。
終盤、究極の耐性は多少やりすぎの感もあるが、AC+100に加速、二重耐性、魔法防御上昇を一手で打てて非常に便利。

守りのルーンの効果

結界の紋章で回避の彫像を足元(アイテムがあると失敗する)に設置できる。
真・結界だと足元+周囲8マスに設置。
効果は以下の二つ。

  1. 回避の彫像のあるマスへの敵対モンスターの打撃、移動を(d550>モンスターレベル)の場合封じる
  2. 回避の彫像のあるマスへの召喚を、(d550>召喚されようとしているモンスターレベル+20)の場合封じる

サーペントの打撃を82%の確率で防ぎ、モルゴス降臨を79%の確率で封じる。
@に隣接しているモンスターが打撃を選択する確率は非常に高く、それを8割も防いでしまうのは凄まじいアドバンテージとなる。
無駄行動の誘発率は様々な戦法の中でもトップクラス。
HPが十分高い場合、下手に壁の中に入っているより安全とさえ言えるかもしれない。


ただ、テレポート系統の呪文を乱用されると意味がなくなるので、万能ではない。
またコスト・難度ともに高いので、運用できるケースはそれなりに限定される。

自然領域との比較

4冊目が入るまで、感知で圧倒的に劣る。
また、二重耐性も4冊目の奥義まで火冷しかない。
さらに3冊目に肌石化、階段生成、森林生成、石壁生成と強力な呪文が自然領域にはある。
生命が有利な点は体力回復と結界の紋章。これだけだが、特に殴りあいにおいては大きなアドバンテージとなる。

匠領域との比較

こちらと比較すると、感知能力で上まわっている。
やはり二重耐性の利便性で劣り、また士気高揚などの地味な便利呪文も匠に複数あったりする。
そして匠の大きな利点はやはり壁抜け。HPの不足する中盤では特に有用である。
生命領域の強みはやはり体力回復と結界の紋章。4冊目の入手以降は感知にも大幅なアドバンテージを得る。

まとめ

殴りあいの補助に関してはトップクラスの性能を誇る生命領域。
若干感知が不足しているので、プリーストや魔法戦士(中盤以降生命に乗りかえると楽)で使ってみるのがオススメ。
修行僧で使っても良いんだけど、元が強すぎるから感知最強の自然領域を優先した方が良いかも。