Raal's Tome of Destruction

主にroguelikeのことを書くブログです

スナイパー雑感

続いてスナイパーの雑感。
溜めて放つ強烈な射撃術が売りとなります。
一言で評するなら"忍者アーチャー"。ある意味アーチャーより卑怯といえるかもしれません。


使いこなすためには、"見られていない"状態のメリットを認識する必要があります。
すなわち、攻撃されない&召喚されないということ。
加えて、攻撃する回数の減少は反撃召喚の回数を減らすことにも繋がります。
ちまちま小さい攻撃を当てるよりは大きな攻撃をどーんとぶちかますほうが基本的にお得なのです。


もちろん、溜める間に見られていたり、撃った後の隙を突かれるようでは台無しです。
必要に応じてLOSを駆使し、地形を味方につけてデメリットを最小に抑えるように立ち回るのがコツ。
それらの事情を考慮しない場合はスナイパーの真価を引き出すことはできないとも言えます。
逆に、うまくやれば本当に"何もさせずに"敵を倒すことができるはずです。


射撃武器の選択については、単に一撃の強力なものを選んで使っていけばOKです。
ただし、"一撃の強力なもの"を決めるのは弓と矢のセットであって、片方だけ強くても威力が半減することに注意するべきです。
一応クロスボウには多少の補正が付けられていますが、強力なものであればロングボウを使ってまったく問題がないはずです。
追尾クロスボウの入手性の問題もあるので、状況次第で最強の弓と矢のセットは変わっていくと思います。


弱点として、対多数の戦闘は極度に苦手という特性があります。どうしようもないです。
クローン地獄などでは特に顕著で、女王アリの後始末が一番厄介という事態になりがちです。
通常の探索時はスルーするなり破壊するなりどうとでもなるのですが、クエストなどでは事前の準備をしないと非常に苦戦する羽目になりがち。
広範囲殲滅兵器を少しくらい確保しておくと楽をできるかもしれません。


各種射撃術については、その場その場でスレイを考えて最強の攻撃を撃つだけなのでノーコメント。
矢のスレイと射撃術のスレイは重複しないことだけ触れておきます。エゴ矢はダブルショットと合わせてどうぞ。
その他の射撃術なら単にダメージの大きい殺戮エゴを要所で使っていくといいです。
あと、最終奥義はやたらと隙が大きく見えますが、それに見合う非常に強力な攻撃になっています。
前述のように、デメリットを緩和するように立ち回ることで大きな戦果を上げることができるはずです。


癖は強いものの、対ユニークの性能はトップクラス。対雑魚の弱さをプレイングで補うことで安定して勝利できると思います。
アーチャーと比べてしまうと流石に安定感に劣るという評価になりかねませんが、クリティカルの一撃でワイアームを吹き飛ばす様は爽快です。
呪術ハイと違い、こちらの方はやりこみまくりの上級者以外にもオススメできます。とはいえ、未勝利の方はよりベーシックな職業がいいと思いますが。